日曜日、「じいちゃんち」に行くことになっていました。
ちょうど11月のスケジュールを作ってる時に決定したので、
月間スケジュールにも「日曜日」「じいちゃんち」となってました。
じいちゃん好きのボンズ、目ざとく見つけて「じいちゃん、いこ」と指さししておりました。
無理やり「今日」を示す赤枠を動かすことなく、楽しみにしていた感じ。。。
ただねぇ、
この日行くのは「じいちゃんち」はじいちゃんちでも、
ボンズが知ってるじいちゃんちではないんですよ。
・・・とか言いつつ、ボンズが知ってるじいちゃんちの画像でスケジュール提示してますけどね。
10年ちょっと前までじいちゃんたちが住んでいた、
ついでに言うとおじさん(パパ兄)とパパとおばさん(パパ妹)も住んでいた家。
さらに関係ないけど、コッコ姉ちゃんが生まれるまでうちら夫婦も住んでたことのある家。
だけど、ボンズは知りません(当然チビスケも知りません)。
でも、なんていうか・・・そこもじいちゃんちなんだなぁ~(^^;
さらにこの日は、コッコ姉ちゃん(前日から泊りに行ってた)を迎えに行き、
集合時間まで時間があるので、パパの職場に荷物を置きに行き・・・それから「じいちゃんち」に行こうね~・・・しかも、それら全て午後の話だから、午前中は家にいてねー。
っていうスケジュール。
先日小学校の開校記念日で平日休みだった日、
午後からデイの予定ではあったんだけど、
ボンズは朝からデイだと思ってたみたいで、
チビスケを幼稚園バスに乗せようとバタバタしていたら、
自分もすっかり準備を終えて玄関に出て来ちゃった。
一日のスケジュールは、午前と午後という意味で二枚カードが入るようになってるんだけど・・・
やっぱりその辺はボンズは理解してないんだね。
理解してても、いつも朝から行ってるデイの日だったら、
今日も朝からだと思い込んでも無理はない。
なんだかんだと言い聞かせ、押しとどめてなんとか午後まで家で過ごしてもらいました。
なので、日曜日も、久々ブームになった「天空の城ラピュタ」のDVDを見せたり、
「お昼食べたら、姉ちゃん迎えに行って、ドライブして、それからじいちゃんち」
を連呼して、
ボンズも混乱してないようなので、「いこ」「じいちゃんいこ」とか時々こぼしながらも、待っててくれました。
そしていざ姉ちゃんを迎えに行き(ここで20分ほど車の中で待っててもらった)、
パパの職場に向かい(10分ほど車で待機)、
コンビニでご褒美のおやつタイム(ジュース)を取って、
いざ、「じいちゃんち」。
いつものじいちゃんちに向かう道を外れた時に、
「騒ぐか?!!」
と思ったんだけど、おばさんち(従妹Mちゃんち)かな? と思ったのかスルー。
そして、おばさんちも通過して、ボンズの知らない家の前に車を停めると・・・
張り切って、自分でまとめていた荷物を抱えて乗り込みました!!
「なんで??」
こっちが不思議なくらいですよ。
窓からじいちゃんやおじさんの姿が見えたからかなぁ?
だから抵抗なく入れたのかなぁ??
それともボンズには宇宙人的な能力があるのか?!!
・・・というのは、ボンズが生まれる日の前日にここの家に来てるんです。
ボンズ出産の予定日を過ぎ、
「いつ生まれるんだー?」
と、ダルダルだった7年前の6月。
その年は暑い、暑い夏で、
大きな、大きなお腹で、もう動くのも苦痛な中、
暑くて、耐えられなくて、エアコンのある、当時空き家だったこの家に避暑にきたんですよ。
まだ名前が決ってなくて、
コッコとゴロゴロしながら、
旦那と名づけの本を広げてました。
「これいいね」
と、候補が上がって、里帰りしていた自分の実家にその日は帰ったんだけど、
翌朝「おしるし」。
「あーーこの子は自分の名前が決るの待ってたんだね」
なーんて、今でも思い出のボンズ誕生前日の話です。
この世に誕生したボンズがこの家に来たのは「初」なんですけど?
その日はじいちゃんのお祝いだったので、
お寿司は並ぶは、ホットプレート二枚を出して、すごいごちそう。
長男であるおじさんがあいさつをし、
「さ、乾杯の発声は誰がするんだ?」
って時に、誰も声を上げない一座。
「よし。じゃあうちの長男だ。ボンズ、乾杯は?」
と言うと、
「かんぱぃ」
と、小さく、でも、言いましたよ~(笑)
お寿司は「いくら」を人の分まで狙ったり、イカやマグロのネタだけ食べました(シャリはパパが片づけました・笑)。
焼肉では、肉よりも、
「きのこ!」
と、しめじのお替りを要求するくらい、意外な展開が。
二階が荷物もなく広々と解放されていたので、子どもたち4人(うちの子3人+従妹Mちゃん)が走る、飛ぶ、叫ぶ、笑う。。。
Mちゃん父がその場に付き添っていたので、他の大人は1階でその地響きを聞きながら食事しました。
いや~、ボンズがその子どもたちの輪に入って2階で過ごせたのも頼もしいなぁと思いました。
初めて来た家で、あんなにのびのび過ごせるなんて、成長の証なんでしょうね。
ハハと一緒に家じゅうをぐるりと「チェック」して、
トイレもハハご指名で何度か行くと、ようやく「危険はない」になったようですがね(^^;
「ねよ!」
とか言ってたので、「ここに泊まってく気なのかなぁ?」とちょっと心配になりましたが、
「帰るよ」と声を掛けたら、あっという間に身支度を始め、あっさり車へ。
ただ、パパはここから一人別の場所に向かいます。
駅まではじいちゃんばあちゃんが送ってくれるというので、
自家用車にハハと子どもたち3人だけ乗り込み、車を発車しようとすると、
ボンズが、
「おいで・・・」
と、小さくつぶやいていることに気づきました。
あ! パパが一緒に帰らないことボンズに説明してないー!!
パパから一言説明してもらい、帰路に着き、
家では嬉しそうに自分の巣へ・・・
リビングに面した四畳半は、すっかりボンズの部屋になっちゃってます。
のんびりしているボンズを見ていると、この場所を明け渡せとはとても言えません。
説明しにくいスケジュールにも、頑張ってついてきてくれるようになったなんて、頼もしい~ボンズ♪
テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児