自閉症のキミが好き!

おおらか、マイペース、独創的、ユニークでスペシャルな存在!なのは、自閉症だから? だったら私は「自閉症の」君が好きなんだ

とうとう殺傷沙汰か  

連日のようにくり返される、
コッコ(ボンズの姉、11才、小6)と、
チビスケ(弟、5才、年長)の激しい喧嘩。


たいていは「ばーか」「ちーび」「あかちゃーん」「へっっ」という言葉の応酬に、
チビスケの発狂するが鳴り声。
聞き苦しい姉の罵声。
それらがエンドレス・・・


親がここで口を出すとエスカレートして、
火に油なので、ほっときますけどね。

どっちも親を味方につけようと、あの手この手で画策してやってきますけど、

「あっそ」

「ふーん」

で、放置。


が、時々ある取っ組み合い。


昨夜はすごかった。
とうとう血の雨か?
この時間病院に行くとしたらどこなんだろう?
と考えながら見てました。


「やめてー」
「わかった、ごめん、ごめんって!」
「ちびやめてー」

というセリフが聞こえはじめ、おや? と思いました。
コッコがチビスケに謝るなんてめずらしい。

それくらい、チビスケの向かって行き方が狂気的だったんでしょうね。

コッコの罵声が続く中、
ずっと叫びながら、泣きながら絶えず姉に向かって行ってましたから。
もう捨身、ってくらい。

そこでコッコが抵抗してないのに、
チビスケが噛みついてるとかなら、
チビを一喝して止めようと思ってました。

が、

コッコだってセリフとは全く裏腹で、
「ごめんって!」
って言いながらチビスケに張り手くらわしてるんですよ!

見るとチビスケの顔が真っ赤。
泣いてるから真っ赤、じゃなくて、張り手を食らい続けて真っ赤なんですよ。


コッコ姉ちゃんの口撃は本当ーーーにむかつきます。

普段からオトナ2人キレさせるほどの破壊力ですから、
力もない、ボキャブラリーも豊富じゃない、
第一口が姉ほど回らないチビスケにしたら、
体中の血が逆流してる感覚なんだろうな~~~って見てわかるくらい、
ムカついてるようです。


後は歯を磨いて寝るだけ、のこの時間。
ハハは洗濯した服を二階に片づけたり、
ボンズが絵の具だらけにした階段を拭いたりして過ごしてました。


その間、どどどどどーーーと走り回る二匹のサル。


そう。
ケンカは二匹。

この間ボンズは何をしてるかと思えば・・・


たぶん、おびえてます。

基本平和主義な子ですからね。
(普段の様子見てたらキミが台風の目だろ!って感じですけど)


どっちの味方したらいいかわからないし、
なんでもめてんだかわからなくて怖いだろうし、

だいたい、「いたいいたい!」だの「ぎゃー」だの叫び合ってる間にいて、心穏やかでいられるはずもない。
昨日はボンズが一番かわいそうだなと思って、
「ボンズこっちおいで~歯磨きしよう~」
とか、一人だけ洗面所に誘い出そう(隔離しよう)と画策したんですが、
全然耳に入らないのか、呆然としてる。


さて、いつまでやらせておくか、と思っていたら、
「ぎゃおー」「ぎゃー」はクライマックス。

とうとうその場にあるモノを持って相手を攻撃しようとしだしました。


悔しさのあまり、まずその場にあったものを振り上げたのはコッコ。
しかも運悪く、それは、かなりの凶器。

そらにぃ~あこがれてぇー

ボンズがデイサービスで、材木と釘を使って作った作品でした。

振り上げた瞬間、

まずチビがおびえてキャーと逃げました。

ハハもさすがにここは口を挟もうと、何て言おうか考えました。

が、コッコの顔を見ると、口を閉じました。

コッコが泣いてました。

コッコの顔はもともと泣いてましたが(二人とも泣きながら喧嘩してた)、

コッコの心が泣いてました。

「こんなことしたくない」

誰か止めてくれと言ってる目を見て、

あーこれも障害特性から来ているのであって、本人は悪くないって、こういうことなんだと思いました。

こんなことあったら、つい「なんて悪い子なのっ」って説教しそうになりますけどね。

材木のカタマリ振り上げたのはコッコの外側。

内側のコッコが悲鳴を上げてました。



さて、この凍りついたこの場でなんて言おうか。



そんなことを考えていたら、

コッコの背後からボンズが近寄り、

コッコが振り上げていた材木を優しく取り上げました。



一瞬、怒ろうとして振り返ったコッコ。

だけど、「それはボンズのものだし」という大義名分が、

コッコをそれ以上刺激することなく、その手から凶器を奪い去らせたのです。

たぶん、一番ホッとしたのはコッコ自身。

口では、

「チビスケが死のうが関係ないもんね」

と、ハハに向かって言ってましたけど。


昨日はさすがに流血は避けられないなと思ってみてました。
コッコの張り手、突き飛ばしがものすごく容赦なくって、
チビスケがばんばん突き飛ばされてくんですよ。

テーブルの角になんて当たったら一たまりもないでしょう。
昨日は完全に、コッコ手加減なしでチビスケとやりあってましたから。


血が流れることがあったら、
ここの家この先どうなるんだろうな~とか考えてました。

その後、コッコはハサミを向けたんです。
チビスケに。

それはさすがに自分でもやばい!と思ったのか、
手にした次の瞬間ハハの顔を見て、
自分からすぐハサミを離しました。

「あーあ、とうとう行き着くとこまでいっちゃったか」。


それでもまだ喧嘩に対して無言のハハに、
2人ともやめ時を探ってました。が、

終わろうとするたびにコッコがチビスケを刺激するので、
(コッコの口撃は主に言葉なので出やすいんでしょうね)

いつまでも終わりそうもない。

しょうがないからこっちも普通通りに、

「歯磨きするよー」。

ボンズもようやく「終わったのか」と思ったのか、
喜んでハハのところにきました。

チビスケはずっと泣いてたので、仕上げ磨きしやすかったです。


その後、


コッコが洗面所にいる時に、ハハと2人っきりになるチャンスがありました。



先週、子育てに関する講演会があり、
そこでキョウダイ喧嘩のこともちらっと出たんですが、
「話を聞くのは上の子から」
と聞いて、「ひぇ~~~逆やってたーーー」と思ったんですよ。

今度から気をつけなくては・・・
(気持ち的にコッコの言葉にムカついてしまうので、すぐ話を聞いてやろうって気にもならないのが一番の原因なんですけど)

と思ってたところにチャンス到来ですよ。


ケンカの内容なんて聞いてもしょーもない。


「あんた今日やっちゃいけないことやっちゃったね」

と言うと、顔がこわばりました。

「でも言わないつもりだった。あんた自分でわかったんでしょ、これはいけないって。それがわかったから何も言わなかったんだよ」

と言うと、顔がゆるんで泣き出しました。

「よく踏みとどまったね」
と、コッコの頭を抱きしめました。


原因聞いたらやっぱり「チビが最初にバカって言った」とかしょーもないことで、
「どっちが先かなんて知るかいっ」ってなもんで、
くだらなすぎてどうでもいいんですけど(解決しようとは思わない)、


今回、チビが捨て身でかかってくことで、
ここの2人の逆転はそう遠い日ではないなと思ったので、
「喧嘩はほっとく」ってできるのはもうそんなにないのかもしれません。


朝になってチビスケが、
「チビ、男だからすぐに大きく強くなるんだよね!」
と、あきらかに「姉との喧嘩に勝ちたい」ことを意識した発言があったので、


「うん。
だけど本当に強い人っていうのは弱い人をいじめないんだよ」
って言っときました。

ンなことコッコはわかってるんでしょうけど、
相手がキョウダイとなるとそうも言ってられないんだろうね。

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category: キョウダイ

thread: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) - janre: 育児

tb: --   cm: 6

コメント

カギコメさんへ

コメントありがとうございます。

いや~・・・賢明でもなければ、
子どもたちの理解も全然追いつかなくって、
毎日四苦八苦してます。

カギコメさんも、今だからこそわかることとか、
うちの記事を読んでツッコミどころがあったらどんどんコメントくださいね。

こじまる #- | URL
2013/10/06 10:37 | edit

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

# | 
2013/10/05 00:18 | edit

ライムさん

いや~~~本当にお疲れ様。なんだよぉ。
しんどいよ。

けどねぇ、今回黙って見てたおかげで、
本当にコッコの心の動きが手に取るように見えて、
逆に救いになったかも。
あれで、コッコの本心見えてなかったら「なんて子なのっ」って親子関係悪化の一途だったと思うよ。

キョウダイ喧嘩は放置。
なんて豪語してたけど、それもどうかって感じになってきたよ。
だけど、「ばーか」の応酬なんかはくだらなすぎて聞いてるだけでもイヤ(笑)

チビねぇ。。。
スロースターターでまだ赤ちゃんアカチャンしてて、人が好きだし、基本友好的なんだけど、こうも「きーきー」言ってると人格変わる??心配は出てくるねぇ。

こじまる #- | URL
2013/10/04 12:19 | edit

mioさん

はじめまして。
コメントありがとうございます♪
そして、レス遅くなり申し訳ありません。

ここで言うことじゃないかもしれませんが、
mioさんのブログ読破してきました。
ドキドキしたり、ほっこりしたりしながら、つくづく感じたのは、
mioさんのような方が、特別支援教育なんて周知されてなかった時から先生たちに熱心に子どもの理解を訴え続けてこられたおかげで、今私たちが特別支援教育を受けられるようになっているのだと感じました。

長女さんは成人されてから診断されたんですね。
きっと今までご苦労があったんでしょうね。
うちの長女もきっと同じタイプだと思うので、mioさんのご苦労、ご心労お察し申し上げます。。。
そっか、やっぱりそうですよね。
うちも実はボンズよりも姉の方が先々心配なんです。
いっけん何でもできそうで、何でもわかっていそうで、でもみんながわかるところがわかってなかったりで、本人が一番苦しんでるんだろうな、と。

でも、言葉が通じるだけに余計に腹が立つんですよ!
キョウダイ喧嘩なんて、口だけならほっときますけど、今回みたいに手がでるようになってきたらそうもいきません。
しかも、口だけでもコッコのはもう・・・意味が通じるし口が達者なだけに、親も苦行です。

こちらこそ、よろしくお願いします。
そのうちグチりに行かせてくださいね(^^;

こじまる #- | URL
2013/10/04 12:12 | edit

お疲れさま。

兄弟喧嘩はやらせて良し。
ただし、大きい者が小さい者に手を上げたり怪我をさせそうになったら、すぐに止める。

・・・なんだけど、この場合、よくぞ踏みとどまったね、コッコちゃん。
そして、その事を褒めたこじまるさんグッジョブ!!
口撃は辛いだろうけど、まずはコッコちゃんの気持ちも受け止めてやらないとね。

ああ、母は強くならねばならないんだね。

チビスケ君はそんな姉の元で鍛えられてるなぁ〜;;(どういう方向性になるんだろ)

ライム #- | URL
2013/10/03 21:07 | edit

初めまして…

こんにちは。

初めて、お邪魔させて頂きました。

姉弟さんの喧嘩…我が家も 似たような事が…。

我が家には、重度知的障害の二男(26歳)と、大人になってから アスペルガーと

診断された長女が います。

どちらかと言えば、弟より、姉の方が 現在も いろいろありますね…。


今は ただ、毎日が、平安に過ごせれば それでいいかな…と、思っています。

どうぞ、よろしくお願い致します。

mio #- | URL
2013/10/02 13:06 | edit

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