ふたつの夢
Category : キョウダイ
コッコ姉ちゃんとボンズを連れて初登校した朝、
歩きながらコッコ姉ちゃんがこう申しました。
「これで2つとも夢が叶った」と。
「ひとつ目は?」
「弟二人に”おねえちゃん”と呼ばれること」
確かに、二人ともしっかりはっきり「おねえちゃん」と発音できるようになりました。
ボンズなんて泣く時に姉に助けを求めるのか、
「おねいじゃーーーん」
って泣くこともあるくらい。
余談だけど、チビスケはコッコを「おねーちゃん」と呼びますが、
ボンズは「ボンズ」。
その都度、コッコ姉ちゃんに、
「チビ! ボンズはチビのお兄ちゃんなんだから、ボンズじゃなくてお兄ちゃんって呼びなさい!!」
と、本気でダメ出しされます。
「英語圏では”お兄ちゃん”とか”お姉ちゃん”って呼ばないで、
上だろうと下だろうと名前で呼ぶところもあるんだよ」
と、ハハが気をきかせてワールドワイドなフォローをしようとも、
姉コッコは聞く耳持ちません。
・・・お家制度、我が家では安泰でございます。
そしてもう一つの夢は、
「ボンズとこうして一緒に学校行きたかったんだー」
だそうです。
5年生になったコッコ。
コッコ自身、クラスメイトから「空気読めないって言われた」とか、
難しい年頃に差し掛かっているというのに、
こんなにやっかいな(笑)実弟を同じ学校に送り込んでいいのか? という心配もあったんですが、
なんともまぁ、親の想像を超えてたくましいコッコ姉ちゃん、そんなこと”へ”でもないようで、
「ボンズ、入学式で裸になってたけど、周りの人何か言ってなかった?」
入学式は全校参列なので、コッコ姉ちゃんもボンズのストリップショー見てたんですねぇ。
(しばし考えて)「誰だ?あれ? って言ってる人がいてムカついた」
そうです。
そして怒りながら、
「ボンズはボンズだ! あれでいいんだ! ボンズだって頑張ってるんだ!」
とこぶしを振り上げておりました。
ボンズの入学式後登校初日、10時半お迎えだったので母が教室に行くと、
そこに姉ちゃんもいました。
「なしたの?」
「中休みだから」
ボンズが気になって、休み時間も様子を見に来てたらしいです。
思春期がはじまってるんですね、と、主治医に言われたくらい、
にくったらしくて、生意気なコッコ。
だけど、このボンズ思いな優しい気質も無敵なほど強い。
2年間、ボンズと一緒に同じ小学校に通うことになって、
コッコの立場やらいろいろ心配ではあったんだけど(年齢的にもね~)、
コッコのたくましさとか正しさって、親の心配はよそに頼もしいし間違ってない。
だから、コッコ本来の正しさとか頼もしさを信頼して任せてしまっていいのかな~
親の心配はいらんことかな~とも思いました。
「また何か言われたら教えてね」
とは言っておいたんだけど。
・・・その2年後、今度は弟チビスケが同じ小学校に入学予定なんすけどね。
その心配は2年後にしますわ。
歩きながらコッコ姉ちゃんがこう申しました。
「これで2つとも夢が叶った」と。
「ひとつ目は?」
「弟二人に”おねえちゃん”と呼ばれること」
確かに、二人ともしっかりはっきり「おねえちゃん」と発音できるようになりました。
ボンズなんて泣く時に姉に助けを求めるのか、
「おねいじゃーーーん」
って泣くこともあるくらい。
余談だけど、チビスケはコッコを「おねーちゃん」と呼びますが、
ボンズは「ボンズ」。
その都度、コッコ姉ちゃんに、
「チビ! ボンズはチビのお兄ちゃんなんだから、ボンズじゃなくてお兄ちゃんって呼びなさい!!」
と、本気でダメ出しされます。
「英語圏では”お兄ちゃん”とか”お姉ちゃん”って呼ばないで、
上だろうと下だろうと名前で呼ぶところもあるんだよ」
と、ハハが気をきかせてワールドワイドなフォローをしようとも、
姉コッコは聞く耳持ちません。
・・・お家制度、我が家では安泰でございます。
そしてもう一つの夢は、
「ボンズとこうして一緒に学校行きたかったんだー」
だそうです。
5年生になったコッコ。
コッコ自身、クラスメイトから「空気読めないって言われた」とか、
難しい年頃に差し掛かっているというのに、
こんなにやっかいな(笑)実弟を同じ学校に送り込んでいいのか? という心配もあったんですが、
なんともまぁ、親の想像を超えてたくましいコッコ姉ちゃん、そんなこと”へ”でもないようで、
「ボンズ、入学式で裸になってたけど、周りの人何か言ってなかった?」
入学式は全校参列なので、コッコ姉ちゃんもボンズのストリップショー見てたんですねぇ。
(しばし考えて)「誰だ?あれ? って言ってる人がいてムカついた」
そうです。
そして怒りながら、
「ボンズはボンズだ! あれでいいんだ! ボンズだって頑張ってるんだ!」
とこぶしを振り上げておりました。
ボンズの入学式後登校初日、10時半お迎えだったので母が教室に行くと、
そこに姉ちゃんもいました。
「なしたの?」
「中休みだから」
ボンズが気になって、休み時間も様子を見に来てたらしいです。
思春期がはじまってるんですね、と、主治医に言われたくらい、
にくったらしくて、生意気なコッコ。
だけど、このボンズ思いな優しい気質も無敵なほど強い。
2年間、ボンズと一緒に同じ小学校に通うことになって、
コッコの立場やらいろいろ心配ではあったんだけど(年齢的にもね~)、
コッコのたくましさとか正しさって、親の心配はよそに頼もしいし間違ってない。
だから、コッコ本来の正しさとか頼もしさを信頼して任せてしまっていいのかな~
親の心配はいらんことかな~とも思いました。
「また何か言われたら教えてね」
とは言っておいたんだけど。
・・・その2年後、今度は弟チビスケが同じ小学校に入学予定なんすけどね。
その心配は2年後にしますわ。
テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児