転機の三才児健診

Category : 自閉症に気づくまで


三歳児検診はスルーのつもりでした



ボンズは全く言葉が出てきていなかった。
単語がちらほら、二語文なんてとんでもない。 

 でも、上の子が女の子だったし、 
「男の子は遅い」
って言うし、

しかも、
「俺も遅かった」
 という旦那の話も何度も聞いていたし。 

姑から聞いたのは、 
「1人で外へ遊びに行くような年齢になっても、全然しゃべらないし、
近所の奥さんたちが”ちょっと変だから調べてみたら?”って言うくらい」 
らしい。 

遅いは遅いけど、心配はしてない。 
だってボンズはしゃべる必要ないんだもん。 

要求は全て体を使って伝えてくるし(クレーンって言うんですよね)、 
うちは全てわかってしまうから、必要ないんだ。 


それに、上の子がおしゃべりで「うるっさ~~~い」って言われていたから、 
「口は災いの元」
とか思っちゃったのかもしれない(これは反省)。 

心配はしてない。 
だけど…

やっぱり、思い切って行ってみることにしました…三才児健診。


思い切って、三歳児検診へ



 そしたらびっくり。 
「言葉だけの問題じゃない」
って。 

おもちゃを一列に並べる、とか、 
1人の世界で遊んでる、とか、 
誰でも通る道なんだけど、そこで止まっちゃってるんだって。

そして、「発達支援」の教室を勧められました。

それまで集団健診では嫌な思いしかしてなかったので、
 何を言われても鼻から流してやる!
という気持ちで行ったのに、 

言われる内容にも納得だし、 
遠まわしなネチこい、腫れ物に触るような、そんな言い方ではなく、 
すごく親身になってくれてるのがわかって、とても気持ちよく聞けました。 


 「そっか~、じゃあ別の幼稚園を探すんじゃなくて(プレをやめたいきさつも話しました)、 
そういう教室に通うっていうのも手かなぁー」 

 すると、 

 「お母さん、えらいね~。
できないことにキーーーってならなくて」
 
 と、褒められた(?) 


でも、違うんだ。 
エライんじゃないんだ。 

全然心配してなかったの。 


息子の行動は個性?障害特性?



ボンズはこういう人。 

しゃべらないのも、
返事をしないのも、
1人で遊ぶのも、 
団体行動できないのも、 
部屋の隅っこに入って行ったり、登って行ったり、 
飛び跳ねたり、タコ踊りしたり、 

それらは全部ボンズの性格、個性。 

と、そう信じて疑いもしなかった。 

だから幼稚園からそのことを指摘されると、 
まるで「ケチをつけられている」「ボンズがいると迷惑と苦情を言われている」
としか思えなくて。 

 でも、 
 「まだ生まれて3年。
それで遅いって言われてもね~」
 と言うと、 

担当の保健師さんは、

 「ううん、もう3年」 

 と、優しく諭されて黙っちゃった。

このままだと間違いなく、小学校は特別学級。 
と、まで言われても、
まだボンズに障害があるなんて夢にも思っていませんでした。 

が、このことがきっかけで、「発達支援教室」に通うようになりました。


テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

Comment

こいずみさん

コメントありがとうございます!
そして、なんだかくすぐったいような、お褒めの言葉、ありがとうございます。

>一人ひとりが尊重され、伸び伸びと生きることのできる社会であって欲しい

本当に、その通りだと思います。
私は今でも、ボンズの特徴を個性だと思ってるし、
困ることも多々あるけど、こんなボンズが大好きなんです。


でも、「(周囲から)困った子と見られる子は、実は困っている子」という言葉もありますが、
「どうして自分はみんなと同じにできないんだろう?」
と、苦しんでるのかもしれない。
そういう風に表現してくれないから、こちらも気づかないけど、でも実は一番悩んで苦しんでいるのは本人なのかもしれない。

健常児のフリをすることが目的ではないけど、やっぱりこの社会で生きている以上は、その中で生きていって欲しいから、親が微力であっても助けができて、本人が生きやすくなるのだったら、その手伝いはしたいなと思います。

1才半健診や、3才児健診で、こういう一風変わった子?がピックアップされてく様子を、すごく感じました。
嫌悪感も実際感じたんですが、保健師さんの助言に従わず(いろんな意味で)療育などに通わないで過ごす人もいます。
障害を認めたくない気持ちでスルーする人もいらっしゃるんでしょうが、「この子はこういう個性を持っている」と思って、そのままでいらっしゃる人もいるんでしょうね。

私は「どうなんだか」知識がないことと、基本的にビビリなんで「手遅れ」と言う言葉が一番怖くて、ボンズのためにもがいている最中です。

でも、やっぱり、このまんまのボンズを社会が受け入れてくれたら・・・と、「夢」見ることはあります・・・

また、感想聞かせてくださいね!

No Title

はじめまして。
こいずみ、といいます。
文面いっぱいにこじまるさんのお子さんに対する温かさ、大きさを感じて、やさしい気持ちになれます。
ここ数年でよく聞くようになった発達障害という言葉。私が小学生のころ(20年ほど前)は聞いたことがありませんでした。フツーの子はこうで、そうじゃない子はこうで、小さい頃からそうやって分類されているのがとても窮屈に思っていました。どうも他より遅れている気がしたり、どうも考えがズレたり…。一人ひとりが尊重され、伸び伸びと生きることのできる社会であって欲しい、そのためには…そんなことも考えています。(それじゃ、社会が成り立たないのかな…。)
また訪問しますね。
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プロフィール

こじまる

Author:こじまる
H17年6月生まれの長男ボンズ。
自閉症と最重度知的障害を併せ持つ中学2年生。

3才から小集団+個別の療育を受け、
4才から加配付保育園で過ごし、公立小学校の特別支援学級を卒業。
中学からは特別支援学校に転籍。
週に5日放課後(等)デイサービス併用。

「自閉症」はおろか「発達障害」を知らなかったハハこじまると、ボンズの無限の可能性を心酔するチチ、高3の姉コッコ、小6の弟チビスケの5人家族。

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