保育園を変えるということ理解できるか?

Category : 保育園生活

初めての居場所、保育園を辞めること、自閉っ子は理解できない?



先月の話になってしまいますが、
ボンズ、初めて所属した集団である「保育園」とお別れしました。

あと一年通って「卒園」したかった保育園、
そして見ていてわかるほど愛情あふれる先生に加配についてもらい、本当~~~にかわいがってもらいました。

「この先生、本当にボンズをかわいがってるんだ」

ということが、その態度や視線、
そして、
「今日はこんなことで怒って泣かせちゃいました」
等の報告でわかりました。

毎日、毎日保育園での生活をノートに記してくれて、
母からのボンズ話家庭編も、心底興味を持って読んでくれていて、

ボンズが加配のN先生を信用して、安心して、そして大好きなんだろうと言うこともわかったので、
今回の退園は、何度も何度も「やっぱやめた」と思いました。

園長先生も理解が深く、ボンズをかわいがってくれていて、
「あと少しだね(退園まで)」
と言われるたびに、
「やっぱ辞めるのやめようかな」
って言ってました。



3月にもなると、母も忙しく、あっという間にばたばたと月日は流れ、
カウントダウンする余裕もなく。

でも連休明け(なんでこんな時に三連休があるんだ、ちっ、と思ってました)、
「いよいよカウントダウンですね」
とN先生に言われると…


もうN先生の顔見れませんでした、自分が。


顔を見ると、「やっぱりもう1年いたい!」と泣きそうで。

決めたのは、うちら大人の勝手な考えなのにね。



自閉っ子に予告は必須!ボンズは何にも分からない子ではない



ボンズは、
「保育園をやめる」
「引っ越しをする」
「違う保育園に通う」
ことをあらかじめ説明しようと考えてたんですが、しませんでした。


言っても難しいだろうということもありますが、
日々増えてくダンボールを見たら何かを感じてくれるだろうし、
何より、去年から幼稚園、保育園、児童デイ、通所施設等を見学しているから何かを感じているだろうし、
あえて説明はいらないかな…と。


そしたら、その最終週の2日目、いつもなら躊躇なく飛び込んでいたホールに入らず、母を呼びに来た。
チビスケの身支度を手伝っていた母びっくり。
一緒について行くと、ホールに入った。

「なんだろ? いつもと違うところある?」

節分の後は、また鬼がくるかと慎重にはなっていたけど、
見たところ昨日との違いは、ない。

加配のN先生に聞いたら、

「あぁ…あのね、お母さんには言ってなかったんだけど、ボンズ君、変」

その前日も、朝の会の最中「なんで?」ってタイミングで泣きだしたり、
泣きながら教室に戻ったりしていたとか。


あぁ…ボンズはどうせ何もわかってないだろうと思っていたの、反省しよう…と後悔しました。

ボンズは何もわからない子じゃない。
ボンズも、ボンズなりに感じていたんだ。

こんな繊細な子なんだ…。


最終日までいつも通りに過ごさせてくれたN先生には感謝しきり。

最終日も、いつも通り、それでいて大好きな散歩をたっぷり付き合ってくれたようです。

N先生や、ボンズの女神様であったK先生、チビスケ(弟)の大好きなR先生、園長先生が、最後の最後まで別れを惜しむように抱っこしてくれたり、ぐるぐるしてくれたり・・・で玄関で見送ってくれました。

「なんだ、今日はお見送りが盛大だなぁ?とか思ってるんでしょうか」
って笑ってお別れしてきましたが、
ボンズ、わかってたんでしょうね。

そんな顔みせてくれないだけで。


転園先の保育園で、加配の先生と出会う



転居後、通う予定になっている保育園の説明会に参加できなかったので、
別の日に伺わせてもらうことにして、
チビスケの入園に関してなんですが、チビとボンズとコッコと三人を連れておでかけ。

「どこいくの?」
というチビスケに、
「保育園だよ」
と答えると、ボンズが、
「せんせ?」

うん、先生は先生なんだけど、ボンズの思ってる先生じゃないんだよ…と思うと、

「そうだよ、先生だよ」
と返事していいのか悩みました。


「うん、新しい、せんせ」


新しい保育園に着いたら、三度目なので、混乱もなく(?)
「ここか」
と、すんなり入ってくれました。

ボンズの担当をしますという先生も顔を出してくれて、
突然顔を突き合わせることになったボンズは、にやり…と、照れて逃げた。

これは、好感触!

母としても、先生たちの言葉を聞いて、初めて不安が音たてて抜けてくのを感じました。

実感として、あんな風に「どっ!と」抜けたのは初めての経験。

ボンズは、きっと、大丈夫!


今は、4月1日に入園したチビスケの送り、迎えに一緒に行き、
さらに場所に慣れてもらおうと思ってます。

前回の保育園でも、チビスケが先に半年間、一時保育でお世話になっていたので、
ボンズも入園前からなじみがあったんだよね。

だから、今回も、「ボンズはまだ?」って気持ちを持つのをやめにして、
ボンズが慣れるための時間、と考えるようにしてます。

ボンズがいると、外へ行こうコールで一日が終わるので、
引っ越しの片づけも、普段の生活すらも大変なんですけどね(^^;


来週から、母と一緒に数時間登園して、行動観察というのをされるそうです。
その後もさらに市役所側の手続きがあるらしく、
「入園許可」がいつになるのか全くの未定。

園長先生があんなに協力に助けてくれるっていうのに、ねぇ。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

Comment

ぷ~ちんさん

ぷ~ちんさんはいつも子どもたちと向き合ってる感じがすばらしいです。
こちらこそ、教えられることが多いんですよ。

先生たちって、毎日を、そしていろんな行事を子どもたちと乗り越えてきて、
そして親と違って別れや節目があるから、その毎日のありがたみとか、それまでの道のりとか、実感しやすいのかもしれませんね。
だって、時間がきたらお別れできる先生たちと違って、親ともなると離れようがないじゃないですか!!(笑)
だからついつい、成長の証に気付かないっていうか、振り返って気付きにくいのかもしれませんよね(先生と比べて)

子どもが好きで先生になったのよね????なんて幼稚園教諭と出会ったこともありますが、子どもにとって最初の「先生」である人が、愛情にあふれた人だなんて素敵な出会いですよね。
本当に感謝です。

保育園とのお別れ、つらいの分かります~~
今年の3月から、次女と一緒に登園して、
先生がどれだけ園児の事を想って接しているかが
ひしひしと伝わってきて・・・
クラスのみんなと食べる最後の給食や
修了式の日に、一人一人ぎゅって抱きしめて
バイバイしてくれたりとか

別に卒園するわけではなく、ほとんどの子が年中に進級するんだけど。
しかもその先生は、産休で退職した先生の替わりに入った2ヶ月だけの先生だったけど。
密かに、先生やめちゃうのかと心配してたんだけど
そんな事もなく、無事にまた会えました。


先生は、1日1日を精一杯、園児と過ごしているんだなって
今日と明日は同じ1日じゃないんだなって思って。
私も、そんな風に子供と過ごしたいって思います。

>ボンズも、ボンズなりに感じていたんだ。
>こんな繊細な子なんだ・・・
私も、全く同じように感じた事があります。
次女は、天真爛漫で立ち直りがはやくて自由奔放な子だと思ってたけど
私の言動を一番敏感に感じて、私から離れられなくなってました・・・
一旦、言ってしまった言葉や、とってしまった行動は、どんな事をしても消せません。
でも、後悔はしていません。
(という気持ちが全くないとは言えないけど。。。)
それに気づいたという事は、
「何もわかってないだろうと思っていた自分」とさよならして
「この子はちゃんと分かっていると理解した自分」で
新しいスタートがきれたという事
こう考えると、これからはもっといい事がたくさんあるはず
っていう気持ちのほうが大きくなったから。

こじまるさんのブログを読んでいると
自分でも考える事がたくさんあり、
まとまってなかった気持ちがどんどん
自分の言葉ででてくるようになりました。

本当に、こじまるさんと出会えてよかったです♪

これからの新しい生活も、きっと明るい希望が満ちあふれていますよ!

ゆうマーチさん

「順調」という言葉からはかけ離れている気がしますが(笑)
でも、いつぞやの絶望的な「明日からどうやって暮らして行こう」ってところから見ると、ボンズペースで前進しています!
今日は二階の子ども部屋で遊びはじめました!
「行こう」って誘われるのが難なんですが(笑)いずれ、一人でも二階と行き来できるようになるかな~、と思います!!

ボンズくん、新生活が順調そうで良かったです。
前の保育園とのお別れ、想像するだけで、私まで泣けてきそうです。
可愛がってくれた先生、楽しかった毎日・・・大人になっても覚えてますよ。
良い先生達に出会えて、良かったですね。

次の記事、パスワードって、前に教えてもらった気がするんですが、忘れてしまって(^^ゞ
もう一度教えてもらえませんか?
すみません(^^ゞ
非公開コメント

カテゴリー
更新カレンダー&月別
08 | 2020/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

+ アーカイブ
 
検索フォーム
FC2カウンター
最新記事
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

スポンサーリンク
プロフィール

こじまる

Author:こじまる
H17年6月生まれの長男ボンズ。
自閉症と最重度知的障害を併せ持つ中学3年生。

3才から小集団+個別の療育を受け、
4才から加配付保育園で過ごし、特別支援学級を卒業。
中学からは特別支援学校転籍。
週に5日放課後(等)デイサービス利用。

「自閉症」はおろか「発達障害」を知らなかったハハこじまると、ボンズの無限の可能性を心酔するチチ、専門学生の姉コッコ、中1の弟チビスケの5人家族。

Twitter
Bonz counter
スポンサーリンク
絶対!お勧めの本