『えっくんと自閉症―ABAアメリカ早期療育の記録』

Category : うちの本棚

ABAのアメリカ情報メッセンジャー



読み始めた数ページで、ひぇ~~~
とんでもない方の本を買ってしまったのでは??
と思ったんですが、
どうやら違いました(笑)


うちが困ってしまう本とは、「○○で自閉症を治す」「こうすれば治った」「こうしたらいいのに、日本は遅れてるから」的な説教本(^^;


確かにそれで(親が困る)症状改善されたのかもしれないけど、
それはタイミング的に合っただけで、効果があったとは言い切れないんじゃないのぉ?
みたいなのだと、
うちには合わないかもしれないのに、妙に焦燥感にあおられるから(自分が弱いだけ)。


前にそんなような方のを読んだ時に、
「そっかー、じゃあ○○を除去した食事療法? でもなぁ…」
なんて真剣に考えてしまったことがあって、
でもそれって(こうすれば治ると言われてやること)ボンズに失礼じゃないかな~と思ったんだ。


親が困るとか、将来が心配だとか、親なら当然感じることではあるんだけど、
一番気にしなきゃいけないのは、「本人が困っている」ことでしょう。


本書でも終盤に差し掛かったころ、そのことにも触れられていますし、
日本がダメだからアメリカに渡ったわけでも、
早期療育をしないととあおっているわけでもありません。


うちはてぃーちもあばもわからないんですが、
本書でも、
「それぞれのいいところをその子に合わせて組み合わせたり、その子なりに」
とすすめられていて、「極端に走らなくても焦る必要ありません」的な安心本でした。


今でも、アメリカのABA情報を日本に送ってくださっている、
日本の療育事情を左右するかもしれない、メッセンジャーさんなのです。


さて著書は、「えっくん」が自閉症と診断され、渡米してABAの早期療育を週40時間受けるために奔走したお母さんの記録です。

自分を振り返っても思うんですが、「情報の取捨選択」って親の大事な仕事だよなぁ…と思います。


ある医師が「週に40時間ABA」をしたらいいと思うとおっしゃったことが、この著者をこんなにも突き動かしたんだ…なんで? と思ったのが一番読後感として残ってます。

まぁ結果オーライで、
何より二人のお姉ちゃんの協力的なことや、弟の助けになろうと一体となっているところがステキでした。



えっくんと自閉症―ABAアメリカ早期療育の記録えっくんと自閉症―ABAアメリカ早期療育の記録
(2009/10)
末吉 景子

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テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

Comment

ゆうマーチさん

うんずれてるかもしれないけど(笑)
わかります。同じですね。
症状が軽減されて、本人がつらくなく過ごせるようになるかもしれない・・・という点でも同じですね。
だけどうちの場合は、
「うん、治らないけど一番つらいのは持って生まれた本人だし」って相手に自閉症を伝えられるチャンスをもらった!と思わなきゃいけないかもしれないですよね。

ゆうマーチさんも勉強してくれるんですか!
コッコはしあわせだな~、こんなに無条件に支持してくれる人がいて♪
勉強したこと、うちにも教えてくださいね(笑)
うちの中でアスペルガーは、言語と知的遅れのない自閉症・・・ってことは、ボンズと同じような生きにくさを抱えてるのかも?ってことで、診断名がどうであれ・・・は結局関係ないといえば関係ないんですよね。
でも、お互いにつらくない接し方やアプローチの方法があれば知りたいんですよ(T_T)

No title

ピントずれてるとは思うのですが・・。
私も、次男のアトピーの事、「これは治らないのか?」「一生続くのか?」「一発で治る注射はないのか?」と聞かれるのが嫌です。
治らないし、うまく付き合って行くしかないのに・・。
コッコちゃん、アスペルガーかも知れないんですね。
さっそく私、図書館行って本借りて、勉強しますね!

たなともさん

目立ちますよね、アメリカのいいところの話ばっかり聞いちゃうと。
ただこの著書の方がおっしゃってたんですが、アメリカ国籍もないうちが渡米したところで、アメリカのみなさんのような手厚いサポートは望めないかもよぉ?ということなので、
うちはイギリスに移住します(笑)←嘘ですからーっ
イギリスに移住は嘘ですけど、「自閉症に対する理解が進んでる」「広がってる」と聞くと、行きたいな~うらやましいな~とは思いますよね。

あ、そうです、治すって言葉に抵抗ありますね、そうなんですよ。
たなともさんのコメント拝見して、うちもはっきりしました。
「治さなきゃいけない欠陥」とみなされてるみたいな感じがするんですよね。

ただ気をつけないと、その手の本はたくさんありそうなので心配です・・・(すぐ影響されるから・汗)

No title

以前、アメリカに在住してる日本人のお母さんとお話する機会があって、
アメリカはTEACCHよりABAのほうが盛んって聞きましたわ。
ふーん、どんなもんか調べないとなぁ・・・と思って、そのままですたw

行動力、見習わないとですね。。。

でも、私もこじまるさんと同じく、その子その子のペース大事にしてやりたい。
なんか、自閉症を治すって言うと、すっごい否定されてる感が否めない。。。
自閉くんなところをひっくるめて、個性なんだ!っと思ってるので、
治すとかゆー類のには、ちょっと抵抗がありますワ。

でも、こじまるさんが読んだ後、よかったと思える本でよかった♪

ま、そのアメリカ在住のお母さんもおっしゃってました。
「やっぱり日本は遅れている」と。。。
あちらには自閉くん専門の学校まであると聞きました~。
ちょっと興味あるけど、渡米する勇気はないですねぇ(^_^;
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プロフィール

こじまる

Author:こじまる
H17年6月生まれの長男ボンズ。
自閉症と最重度知的障害を併せ持つ中学2年生。

3才から小集団+個別の療育を受け、
4才から加配付保育園で過ごし、公立小学校の特別支援学級を卒業。
中学からは特別支援学校に転籍。
週に5日放課後(等)デイサービス併用。

「自閉症」はおろか「発達障害」を知らなかったハハこじまると、ボンズの無限の可能性を心酔するチチ、高3の姉コッコ、小6の弟チビスケの5人家族。

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