「合言葉はノープロブレム」自閉症の子ら、カナディアン・ロッキーへ
Category : うちの本棚
「カナダ」と「自閉症」というキーワードの惹かれ読んでみました。
ら、
勝手に「子」が「小学生くらい?」と思っていた私は読んでみてびっくり。
28才、29才、33才の息子さんとそのお母さんたち6名の道中だったのです。
自閉症の「子」とその若さを武器とはできないお母さんたちが、
10時間近いフライトを乗り越え、ゴムボートで川下りをしたり、空中散歩までしちゃう大冒険です。
朝から晩まで刺激的な数日間を、無事に終えてお父さんと対面したシーンでは、
朝から晩まで刺激的な数日間を、無事に終えてお父さんと対面したシーンでは、
安堵で涙が出そうでした。
この子達の行き先がなかった…とお母さんたちが施設を立ち上げた
このお母さんたちのチームワークがこれまた抜群!
それぞれの子らの特性をそれぞれが深く理解し、さまざまな難所を乗り越えます。
「子供同士で連れション」
なんて、今日日小学生でもラクラク乗り越えちゃうような「ハプニング」を、
興奮真っ只中の出発空港で「初挑戦」してしまったりします。
それもこれも、
「この子達の行く先がなかった」ために、
就労と生活基盤となる「施設」を立ち上げるという難関を、ともに乗り越えてきたお母さんたちだからこそなのかも知れません。
30才前後になった「子ども」たちが魅力的に思えるのも、
このお母さんたちの深い愛情の目があったからこそなんですよね。
私も息子が「幼稚園にするか、保育園か」「普通学級か、特別支援学級か」等の目先の問題だけでなく、
さらに先を考えなくては・・・と初めて気づかされた本でもあります。
さらに先を考えなくては・・・と初めて気づかされた本でもあります。
テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児