自閉症の診断を受けるために、医師の診察を受ける
Category : 診断・診察(病院)
診断を受けたい、でも半年待ち
ボンズに必要で、効果的な接し方があるのなら知りたいと思い、
発達支援教室の先生に勧めてもらった数軒の病院に予約の電話をする。
1~2ヶ月待たされることもあるらしい。
それなら年明け?
冬休み中ならかえって都合がいいな~と思いつつ、予約を入れようとすると、
冬休み中ならかえって都合がいいな~と思いつつ、予約を入れようとすると、
「えぇっと…一番早いのが……
来年の4月ですね」
あまりにびっくりして、
電話口で素っ頓狂な声あげちゃったよ!
しかもそれは副院長先生の予約。
もしも院長先生ご指名であれば、最速で6月だって。
ボンズ4才になっちゃうよ(汗)
せっかく、前に進もう、決断しようって動き出したのに、
いきなり出鼻をくじかれた気分。
で、待てなくて、そこの予約をキープしたまま、
別の病院に電話をしたら、2月。
さすがに4月だの6月だの言われた後だったから、
驚きはしなかったけど。
待つだけの数か月、そしてようやく診察へ
そして2月。
開業したばかりの病院だっていうから、
てっきり若い先生と思ったら、立派なお年の方で…
挨拶もなく、会っていきなり、
「お母さん、イライラするでしょー!」
と。
「はぁ?」
どうやら、ボンズがこんだけすごい(症状が激しい)と、
思い通りにならなくてイライラするでしょうということらしいんだけど…。
うち、はっきり言ってボンズにいらつくことほとんどありません(笑)
うちがキレるのは、98%がコッコです!!
「相当気が長い方?」
コッコの説明までしたら話が長くなるし、話しづらい感じだったので黙っていたら、
そうたたみかけられました。
「いえ、相当短い方ですが」
「だけど、どうして今までこなかったの?
こんなにはっきり症状が出ていて。
それにお母さん、この子2人目でしょ? 上の子と比べたらわかるでしょ」
「上の子はこういうタイプ、下の子はこういう性格だと思っていたので」
と言うと、
「違う!」
と、即答。
なんでボンズのこと、ちょっとも知らない人がこう即答するんだろう?
息子号泣、ハハはひたすらチェックシート。診察、診断のやり方とは?
「落ち着きは…ないよね、この様子じゃ」
「こうしてても全く私と目を合わせませんしね」
「知能も低いかもしれませんよね」
「つま先歩きいまだにやってますね、今見ました」
「言葉を理解できるようになってきたと言ってましたが、言葉を理解して動いてるんじゃなく、状況で判断してるだけですね」
どんどん気持ちは固くなり、もう何も感じなくなりました。
分厚い冊子を渡され、「あてはまるところにマル」を延々させられてたんだけど…
その間もずっと別室で泣き叫んでるボンズ。
「あぁ、あれね。
発達テストが嫌だって泣いてるんですよ」
と医師。
待合室には、コッコ(ボンズの姉)とチビスケ(弟)の子守りをしていたバアバ(こじまる実母)がいました。
医師は、バアバに向かって、
「何が爪先立ちは…って、(ボンズは)やってるじゃないか!」
「その子たち(コッコとチビスケ)おいてくるわけには行かないの?」
などなど、医師に言われたそうです。
そして、ボンズがずっと泣き叫んでいるわけを聞いたら、
「お母さんと一緒にいますから大丈夫です」
と言われたんだって。
その頃、
うちは別室で1人、
「ゴッコ遊び…できない。
お友だちと…遊べない…
楽譜を見て演奏? そんなもんうちでもできない…」
って、チェックシートやってました。
待って、待って、やっとこ来られた病院。
診断受けて、これからボンズが過ごしやすく生きていくために一緒に考えてもらおうと、
何ヶ月も待ってやっと来れた「診療相談室」。
それが、これなの?
1つ、ここではっきりしたのが、
マイペースでおおらか、独特の世界観を持つボンズの性格が自閉症による症状ってだけなら、
うちは「自閉症のボンズ」が好きであって、自閉症だから好きなんだなということです。
テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児