自閉症のキミが好き!
おおらか、マイペース、独創的、ユニークでスペシャルな存在!なのは、自閉症だから? だったら私は「自閉症の」君が好きなんだ
自閉っ子の家でできるお手伝いと一人で過ごす時間について 
2017/04/21 Fri. 15:52 [edit]
またも時間が経ってしまいました…。なかなか以前のペースがつかめないハハです。
子どもたちはすっかり新学期の生活パターンに慣れているというのに、順応力が落ちるのも老化ですかね(-"-)
お手伝いをして、お小遣い、そしてそれは自由に使えるお金という経験
前記事で、ボンズがお手伝いとお小遣い制度を導入した件をお話ししましたが、二週間経ちまして200円たまったので、先日お菓子を買いに行くついでに、ガチャポンをさせることにしました。
そんなにすぐ使わなくても…と思いますが、「これはボンズのお金」、それを自由に使える経験というのを、数多く経験させるのは、これが一番かなーと思いまして。
くり返すことで、本人に理解する力があるんだということは、これまでの経験でハハも確信を持っています。
あとは、長く続けることで、どう展開していくのか楽しみでもあります。
土日はハハ都合悪かったので、火曜日のボンズのお迎えの後、まっすぐスーパーへ。
ボンズたちのお菓子の買い物の他に、食材や雑貨などいろいろ見たかったので、その間ずっと付き合ってもらっていました。
落ち着かないようなら、一番にガチャポンというのもアリかなと思っていたのですが、落ち着いてついてきてくれましたね~。
で、ぐるっと回って最後、ガチャポンしようか~~って行ったら、カプセルが出てこない。
しょうがなくハハも手を貸すが、全然回らない。
そして、お金も戻ってこない。
きーーーと怒り出すボンズをなだめ、お店の人に来てみようとサービスカウンターへ。
出てきて開けてもらったら、空っぽだったんですよ、ガチャポンの中!
怒るボンズに「違うお店行こう、○○行こう」と言いながら、会計をして(未会計だった)、店内に響き渡る怒りの叫びに、ダメ出ししましたが…。
あれは怒っちゃう展開だったね~。
ただでさえ怒ってしまう展開ですが、うちらにとってもとても意味のあるガチャポンだったんですけど、ほんと残念です。
自閉症児も成長します、思春期だってやってきます、女の子への興味も
最上級生になってから、ハハの付き添いがあると、逆に目立つな…。
今までは目立ってもOKでしたが、最近は新一年生の視線が気になります。
ぶつかった、ぶつからない。
そんなことでもめごとになっても、うまく交わせませんでした。だからこそついて行っていたのですが、
ボンズと付き合いの長い高学年の子たちは、「あ、そっかそっか」と理解してくれたり、そもそも避けてくれたり。
なので、ボンズが落ち着いていて、過剰に人への関心を持っていないタイミングであれば、1人登下校はたやすいかと思われます。
周囲の子どもたちも、ようやく落ち着いてきているし、そろそろ1人で行かせてあげてもいいかなと思っていたのですが(本人は早く1人で行くようにしたい)。
こないだ、新一年生たちが、ハハが一緒にいることで警戒するそぶりをするのを見てしまって…。
ボンズを守っているつもりが、逆??
この子は危険な子だから見張りがいる、みたいな宣伝になっていたら嫌だな~と思ってしまいました。
中には自分から声をかけて来てくれる子もいるし、学校で見たボンズの様子を教えにきてくれる子もいます。
ご近所にも、ボンズについて歩くハハの姿を見せることは、いろんな面で意味があるとも思っています。
でもほんと、1人登下校か付き添いかだけでも、すごくいろいろ考えさせられ、何が一番なのか難しいです。
同じクラスの下級生の女の子のほっぺをしつこく触っているようです。
その子がかわいいという意味もあるし、小さい子だからという意味もあると思いますし、女の子だから触りたいというのもあると思います。
でも、そんなことを道端でしたら大問題。
今のうちにしっかりと辞めさせておかなくては…と、学校の先生もデイのスタッフも、一丸となって一貫した対応を取ってくださっています。ありがたいです。
先日は、ボンズが泣いたそうです。止められて。
「怒られて泣いた??」とびっくりしたのですが(そんなことなかなかないので)、先生いわく、
「怒られて泣いたというよりも、ダメなのはわかってるんだよ~という感じに見えました」と。
なるほど、わかっちゃいるけどやめられな~い♪の世界か。
感覚的にも気持ちいいだろうな、○○ちゃんのほっぺ。
最近では○○ちゃんにも協力してもらい、ボンズがべたべたしてきたら、「やめて」「いやだ」ときつめに言ってもらえるよう、お願いしているということです。
「なんか申し訳ないですねー、○○ちゃんだってきつく言いたくないとかあるかもしれないのに」
というと、○○ちゃんにとっても、拒否をすることはこれから必要な学びなのでとおっしゃっていただきました。
朝、ボンズの登校時に玄関前で○○ちゃんに会うことがあります。
「ごめんね~、でも、嫌だって怒っていいからね、それがボンズのためにもなるから」
低学年の子にお願いしちゃっていいのかしら??(^^;
でも、ボンズ、担任の先生や、お絵かき(習い事)の先生たちにも「大きくなったね!」と言われるくらい、この春急激に成長してきてます。
「ボンズならしょうがないや」と言ってもらえる環境からの卒業も近いことだし、カッコいい大人に向かってがんばりどころなんでしょうね。
そして最近とってもぞっとした話が、
「ボンズくん、スカートに興味を持ってしまったようで、××ちゃんのスカートを引っ張ったので、がっつり怒りました」
という担任の先生の報告。
もう…これは…最悪のシナリオしか出てきませんね~~(´;ω;`)ウゥゥ
そういえば、ドラえもんの映画で、しずかちゃんのスカートがめくれるシーンをくり返し見ていたことがありました。
そのことを話すと、先生はうなづいて、「つながりました」と。
その後、しずかちゃんの絵などを使って指導してくださっているということです。
女の子のスカートめくり、小学生男子のあるある話かもしれませんが(実際にやったら問題ですけど)、ボンズには笑えない、本当にやっちゃいけないことがあるんだとガッツリ伝えないとと思ってます。
でも、今頃なんでスカートに興味を持った?年頃だから?と不思議でしたが、この春から転入してきた5年生の女の子がスカートをはいているようです。
そういわれて気づきましたが、今まで同じ支援級で、スカートをはいている子、あまり見かけなかったかもしれません。
あとは、ボンズの個人的タイミングの問題でしょうか。
○○ちゃんに触れることも、××ちゃんのスカートを引っ張ることも、同じ支援級の中という「身近な存在だから」ということがあるみたいですが、それにしても、それが広がりをみせないうちになんとかなればいいなと思ってます。(ほぼ学校頼み)
遅寝早起きで体調不良?今年度初の欠席
最近寝るのが遅いです。10時を完全に過ぎています。下手したら11時。
パパがいる時は、パパと寝たいようなのですが、パパを待ってるので、10時半とかになってしまいます。
早く寝てほしいのでママとって言われるんですが、もうボンズはママ離れをしたいようなのです。
それでいて朝は、弁当作りのあるハハより早いです。
5時には起きちゃいます!
そして、みんなが起きてくるまでのリビングで、テレビを観たり、ウロウロしたり、1人の時間を楽しんでいるようなのです。
以前までは、「ママ寝てて」とか「ママ戻って」って追い払われてました。
が、ハハも「そぉ?」って寝るわけにはいかないので、「寝ないよ、姉ちゃんの弁当作らないと」とか、逆切れして「うるさいおまえが二階へいけーー」とか戦ってたのですが(笑)
最近では、もうあきらめているのか、ハハが降りていくと、目をうるうるさせて悲しそうな顔をします。。。
こっちの方が傷つきますね!!(笑)
1人の時間が大事、これも成長の証なんでしょうが、早く寝せないと睡眠時間足りてるのかなー?鼻水出てきたし、やっぱり体力落ちてるよなーと思っていたら、先週はデイで、今週は学校で居眠りをしたそうです!!
そりゃそうだろう。
そしたら今日、37.1℃という微妙~~~な体温。
ほっぺが赤い。
本人は「がっこーいくーーー」と大騒ぎしていますが、「いや、今日はいけない」というと、時間をかけてモードの切り替えをしていました。
これが、すごい!
「がっこう」
「お休み」
「…がっこう!」
「月曜日ね」
という問答をひたすら(冷静に)くり返していたら、
「ママ、がっこーバツして」
と、スケジュール表の学校に印をつけることを要求。
「びょーいん、いく?」
と言い出したので、実はよっぽど具合悪い?学校行けないとあきらめたら、本音が出た?とか緊張したのですが、
「病院は行かなくていいんじゃない?おうちでねんねして、治るまで休んでて」
というと、納得したようでした。
病院に行きたい、というのではなく、確認しただけのようです。
そして、今日は学校も、デイも、病院にもいかないとモードが切り替わると、怒ることもなく、ひたすら自由に過ごしていました。
外に行きたいという言葉も、一度だけ言いましたが、「いけないよ」というと、あきらめました。
これも確認だったのかも。
ついボンズの要求の言葉を聞くと、体が身構えてしまいますが(条件反射)、過剰な反応をせず、「じゃあ自分はどうしたいのか」伝えられるようになったらいいな~と思いました。
明日、デイがあるのですが、「行くの?行かないの?」と聞いているようなので、「行きたい?休みたい?」と聞いても、しばしかみ合わない問答続いていましたから(^^;
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