周囲に目が向くようになってきた弊害?家でも外でも喧嘩続き
Category : 5年生
自閉症、小学生の喧嘩、家の中での場合
喧嘩は男の花?とかいう言葉ありましたっけ?
最近、周囲に目が向いて、走り回ったり、スーパーで奇声を上げている小さな子にダメ出しするボンズ。
おめーに言われたかないよ、と、その都度心の中でつぶやくハハ。
だけどこれも成長の一環。
家の中では、弟と遊べるようになってきて、でも喧嘩も増えました。
どちらかというと弟の、兄(ボンズ)に対する暴言が聞くに堪えなくて介入することがありますが、
言ってもどっちも引かない喧嘩の時は放置してます。
あーめんどくさい、勝手にしろ、って感じですね。
取っ組み合いまでいくのはマレで、たいていがののしり合い(?)手前。
ほぼ、チビスケが罵倒して、ボンズが、
「チビごめんね、チビ、ごめんなさい」
と言ってます…
喧嘩じゃないよね、聞くに堪えないでしょ?
しかもほとんどがゲームのことで、チビの指示通りにボンズがしないとか、チビの☆とったとか(マリオ)。
そんなものやめてしまえーーと思うのですが、
あんな言い方されるくせに、ボンズはチビと遊びたいんですよ(;´・ω・)
しかも、あんなナマイキなのに、ボンズはチビがかわいいんです…。なんなの、この報われなさ。
無理やり、
「こうして世の理不尽に耐える経験をしているボンズ」
と、思うことにしていますが…。
小学生の喧嘩、外での場合
先日、久しぶりにボンズの下校シーンを物陰から見ようとしていたら、びっくりしました。
飛ぶ、飛ぶ、雪玉。
雪玉が飛び交う通学路は衝撃的なほど。
ここの小学校、雪玉を投げることはおろか、雪玉を作ること自体が禁止されています。
まぁ、こっそり握ってみたり、
握らずに塊を放り投げたりする子もいますけどね、
大人に見つかると、「やばい!」って顔をするので、まだかわいいもんです。
が、久々に見たら、コレかよ!!
隠れて見ている場合じゃなくって、急きょ、近所の雷親父に変身です。
怒りすぎて喉が涸れた頃、ようやく愛しのボンズくんがやってくるのが見えました。
おそらく、ボンズもハハの姿を確認したのでしょう、いつもの甘ったれた優しい表情で歩いてきますが、その前後を飛び交う雪玉。
車道にも投げられていて、帰宅したらすぐ学校に電話してやる!!と、
人波に見え隠れするボンズの姿を追っていたら、状況が一変。
ボンズが鬼の形相で誰かに食ってかかるのを、同じ支援級の女の子たちが押さえていました。
ハハも駆けつけますが、狭い通学路、下校する子どもたちの波をかきわけながらなので、なかなか進まず。
たどり着いた時には、ボンズは吠えながら顔を真っ赤にしていました。
やられた相手の子が、これまた知ってる子だったので、その子に謝りながら(雪をほろいながら)状況を聞くと、
「なぜだかわからない」
とのことでした。
最後は我が子をがっつり指導。
「やられてもやりかえすな!!」
この指導がどうなのかわからないけど…
状況からみて、誰かの投げた雪玉がぶつかって、怒ったボンズが振り返ったところにいたのが、かつて揉めたことのある彼で、今回は全然知らないそうだから、八つ当たりをされたってことですよね。
そういう状況を先生に伝え、後日聞き取りをしてもらったら、やっぱりそういうことでした。
支援級の女子たちも、同じ話をしていたそうです。
「やられてもやりかえすな!」
は、周囲へのアピールもありました。
だってボンズは言い訳できないので。
ボンズには、酷なことを言ってるとは思いますが。。。
そしてさらにその後、今度は登校中に下級生と揉めたそうです。
ボンズが後ろからぶつかったらしい一年生の子が、すぐさま怒って「どうしてぶつかるんだよ」と、雪の塊をぶつけてきたそうです。
そこで応戦してしまったボンズ。
その子の説明のほかに、その場に居合わせた6年生の子も状況を説明してくれたそうで、状況がわかりました。
こりゃまずいとハハが登校の付き添いを再開すると、
案の定、ボンズから強い抵抗にあいました。
自分はもうなんでも1人でできる。
その気持ちがどんどん成長を加速させてくれていたのですが、こんなことがあるようでは、またボンズを1人で歩かせるわけにはいきません。
周囲の子も、
「どうしてお母さんが一緒にいるの?」
とつぶやきます。
かつては、そんなことへのカッパ(ハハが)。
「だって一緒に行きたいんだもん」
と言ってましたが、
今となっては、そのセリフをボンズがどう感じているのか…。
でも、言い訳できないボンズが、さらに居心地悪い立場にならないよう、ハハも目を光らせないとと思いました。
周囲へ目が向くようになったかならないか以前に、雪玉ぶつけられたら、ボンズなら応戦してたかもしれませんけどね☆
テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児