待てない、時間がわからない、療育8年目にしてようやく…
先日とても感動的なしぐさが見られました!
学校大好きボンズが、とても早い時間に「がっこー、いってきます」と家を出ようとしました。
「まだまだ早いって! 40分になったらね」
と声をかけました。
そしたら!
ボンズの目が壁の時計に向いたんです!!
ブラボー(*ノωノ)
幼児期、待てない、見通せない、で、親子で泣いてました
思い起こせばこの10年…
「言ったら即行動」してしまうボンズに、
スケジュールを見せたり、
タイマーを使ったり、
タイムタイマーを使ってみたり、
体内時計に訴えかけてみたり(ほぼ神頼み・笑)、
そしてデイや学校では、時計の課題をしつこくくり返しやっていただいていました。
「○時」
「○時30分」
のようなものがわかるようになり、
「○×分」
という細かい時間も解けるようにはなりました。
(12分、など)
でも、それが生活時間とはつながらなかったようで、
時計が読める=時間がわかる
とはならないんだと知りました。
幸い、並んで待つことはだいぶできるようになっていました。
とても楽しい、楽しみなことがあるとそわそわ、キーキー騒いでしまうことはありましたが、
かつてはコンビニでしかお買い物できませんでしたが、
今は特売日のスーパーでも、レジ待ちの列に並ぶことができるようになりました!
あの、
買い物に行けば毎回迷子放送のお世話になっていたボンズが!
騒がしいスーパーで一緒に歩き!
レジに並んで会計できるようになったんです!!
感涙。
でも、時間はわからなかったorz
デイサービス、小学校でくり返し勉強。療育を続けられたありがたさ
それが、5年生になった二学期、初めて「時間を言われて、時計を見た」んです。
そして、ちょっと考えてから、家を出るのをやめました。
まだ言われた時間になっていないことがわかったようです。
その後も、「おやつは2時に」ということを(騒ぎながらですが)待てるようになりました。
もう途中何度も「ボンズは一生時計を理解できないのかな」とも思いました。
手こずりましたが(先生が…)、ものすごい一歩を踏み出せました。
もう、くり返し、くり返し、しかありませんよね。
きっとわかれば本人が楽になるんじゃないかと、とても期待もしております!
テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児