自閉症児のIQ検査は本当?療育手帳の更新で成長が見えた
児童相談所で療育手帳の更新
市役所に手続きに行って来ました。
前後して、「移動支援」を使ってた受給者証も期限切れを迎えることとなり、
そちらの申請も。
程度が変るので(中度→重度)、新しい手帳がくるのにまた1ヶ月ほどかかるんだって。
連絡がきたらまた取りに行かないと。
それまでは、訂正された以前の手帳を持ちます。(自治体によって取り扱いは違うかもしれません)
いろいろめんどくさいんだけど、一年経ったかと思うと感慨深い。
検査で出た数値が本当のIQではない
(知的)障害の程度が「重度」になったこととか、
翌日の「運動グループ」でボンズが泣き喚いて暴れてどんなだったかとか、
先生はすでに知ってることでしょうが、ぐちぐちと言って来ました。
そこで、
「ボンズ君は、相手に要求されたことに対して答えると、相手が喜んでくれる、それでボクも嬉しいってことにまだ気づいてない」
って話をされて、深く納得。
児童相談所の人にもそんなようなことは言われたんだけど、
その時は、相手の要求が理解できていない、
という風に言われたと理解していました。
「だから、ここで出た知能指数イコールボンズ君のIQではない」
と言われて、ものすごく気が楽になりました。
ボンズにどんな数値が出ようと、
「ボンズの成長は日々実感している、だからいいんだ」
と言った自分の言葉は嘘じゃないんだけど、
でもやっぱり重かった。
相手が喜んだら、自分も嬉しいという気づき
型はめみたいなパズルみたいなのを出されて、
ボンズが「なに? これをはめればいいの?」
みたいな感じで、ささっと、アンパンマンのマルをアンパンマンのマルいところへ、
食パンマンの絵のついた台形のピースを食パンマンのところへはめていったの。
そんなのやってるの見たことないから、
1つ1つに狂喜乱舞、拍手喝采してたら、
「これも? これもはめたら、ウケる?」
みたいな感じで、
うちらの顔を見ながら、ニッコニコ笑いながら、
次々とはめていって完成!
型はめなんて全く見向きもしなかったし、
それがやっと「こうする」んだとわかったことが嬉しかったし、
いちいち喜んでる母や先生の顔を見ながらこなしていったことが、嬉しいやらおかしいやら(笑)
「こうして欲しい」と言われたことに対して、
自分ができる限り応える。
そうしたら相手が喜び、
喜んでくれたら、自分も嬉しい。
これって難しいんだけど、
わかってくれたら、ボンズの人生すんごく豊かになるんだろうなー。
でも、障害の有無に関係なく、
わかってないまま大人になってる人たくさんいそうだね。
IQも大事だけど、
人に迷惑かけずに自分のこと自分でさえできればそれで十分な気がするし、
それより何より、人との関わりの中で豊かな人生(おおげさかな)を送れること重視でいきたいと思いますっ。
テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児