自閉症の子を育てていて、初めて泣きました

Category : 集団生活をさせたい
ボンズのことで、一度も泣いたことがなかったんだ。
これは変だぞと思いつつ…なぜか泣けない(ショックを感じたり、落ち込むことはあってもね)

それが、今日は、止めようとしても止まりません。
後から後から涙が流れてきて、
ボンズの胸でしゃくりあげながら泣きました。

その話を聞いてください。 


障害児枠のある市立幼稚園へ、ヘルパーさんと見学へ



今日は午前中、障害児枠のある幼稚園に、願書を取りにいきました。
先週電話をしたら、その時に中も見学できるということで、
移動支援の入ってる日だし、ヘルパーさんにもついてきてもらいました。

ヘルパーさんの都合で、いつものママさんヘルパーさんではなく、
先週出会った「自閉耳を持つ?」ヘルパーさんで、

「どいて~」とか、「危ないよ~」って言いながら遊んでましたよ、
バランス感覚いいですね~、

なんて、園庭で遊ばせてもらってる時の様子を聞き、

「あれからボンズの言葉を注意深く聞くようにしたら、
ボンズも通じて嬉しそうなんです」

なんて、帰り際に話したんだ。

「今こうして話していることも聞いてますよ。
ボンズ君、わざと甘えるためにナン語話したりしてますね」

って言われて、
「えぇ~~~?! 騙されてたのぉ?」
なんて大騒ぎしてたら、

「うっしゃーい! うっしゃい、うっしゃーーい」(うるさい!)

って言われたり!!
話の内容、しっかり理解してたんですね?! その後、手伝いにきてくれていたバアバが(土曜日コッコの学芸会だったのできてもらって、そのまま今日までいてもらった)コッコ(振り替え休日)とチビスケを連れて遊びに行ってる公園に、ボンズを連れて合流しました。 そしたら、今までは全く乗れなかった、くねくね曲がった滑り台もびゅんびゅん乗れるし、
他にいた子どもたちと一緒になって遊んでたの。
そんな光景見たことがなかったし、その後もうまく帰れたし、
まさに「ボンズは今が伸び盛り! 周囲に興味も出始めた」ところ。


自閉症の子は幼稚園を選べない? 障害児枠の入園を拒否



絶好調のボンズ、幼稚園の面接を、今日の夕方にしてもらいました。


先生と、普段の様子「食事」「トイレ」「着替え」など、身辺自立の現状を話した後、
園長先生と話してくださいと言われ別室に行ったら… 簡単に言うと、断られました。

朝の段階の話では、障害児以外はその場で「入園許可」となりますが、
障害児枠の場合は、後日、今月末にお返事となりますといってましたが、

ボンズの場合は、先生の指示が全く入らないので。 障害児対応の幼稚園とは言え、個別に先生がつくわけでもないし、
そういう対応はできないから、保育園の方がいいんじゃないですか?
って言われました。


途中から、園長先生のお話が、「断り」なんだとわかったら、
もうそれ以上聞かなくても…と思い、
「絵」や「写真」でわかることもありますって言おうと思ってたけど、
それも辞めました。

入園願書も受け付けてもらえないなんて…。


午前中に願書を受け取ってから、地図までしっかり書き込んで、
母子手帳を出して記憶を紐解いたり、
写真をプリントするために、新しいプリンターを接続、プリンターを置く場所を作ったり…

幼稚園が気に入ったらしいボンズ、
今までそんなことしたことないのに、ジャンパーを脱いで、園児のコート掛けに掛けたり、
足元フラフラのつり橋を渡ったり…そんなことしたことないのに!って新しい挑戦がいっぱいあった。 うちも春からいろんな幼稚園見学したけど、
園庭の広い、この幼稚園に初めて「ここに通わせたい」と思ったり。
市立なので、園バスも給食もないけど、ここがいいと…。 

幼稚園はこちらが選ぶものだと思っていた。
まさか、願書も受け付けてくれないなんて思ってもいなくて。

帰り際、先生たちに見送られるのもつらかった。
すでに涙が止まらなかったから。

門を出たら、
帰りたくないと暴れていたボンズを抱っこしたまま、
しゃくりあげて号泣してしまいました。

ボンズはきっと、自分のことで泣いてるとわかってるかもしれないから、
泣いちゃいけないと思ってはいたんだけど、
止まりませんでした。

異変を感じたボンズ、ぐずるのをやめてうちの顔を覗き込み、
困っていたようでした。

車に乗ってからもしばらくはエンジンもかけられず、号泣。
落ち着いたと思ってエンジンをかけては号泣。
すっきりしたと思って車を走らせては号泣。

そういえば、ボンズに障害が? 自閉症だって?
どんなショックがあっても、涙一滴出たことありませんでした。

やっと、やっと待ってたチャンスなのかも。


泣き顔で家に帰りたくなくて、
車を降りてからそばでボンズを遊ばせようとしたら、
ボンズが何やら車に用があるみたいで、 なんだろうってついていったら、普段チビが乗っている席のドア。

「今日チビいなかったでしょ」

って言っても、ここを開けろと言うので、
開けてやったら乗り込み…いないのを確認したら安心して帰っていきました。

「今頃気づいたのかい!!」

って笑っちゃったんだけど、
いつの間にか「おにいちゃん」になってたボンズ。

こんなにかわいくて、(←関係ないか)
こんなにお利口で、
こんなに愉快で、
こんなに伸び盛りのボンズ。

どこへ行けばいいんですか?

保育園は、働いていないので入れません。
幼稚園では「障害児がいっぱいで」と断られます。


こんな思いを、この先いくらでもするんでしょうが、
今日は初回だということで、許してもらおう。
おかげで、一年分くらい泣きました。

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

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プロフィール

こじまる

Author:こじまる
H17年6月生まれの長男ボンズ。
自閉症と最重度知的障害を併せ持つ中学2年生。

3才から小集団+個別の療育を受け、
4才から加配付保育園で過ごし、公立小学校の特別支援学級を卒業。
中学からは特別支援学校に転籍。
週に5日放課後(等)デイサービス併用。

「自閉症」はおろか「発達障害」を知らなかったハハこじまると、ボンズの無限の可能性を心酔するチチ、高3の姉コッコ、小6の弟チビスケの5人家族。

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