『僕の妻はエイリアン』泉流星

Category : うちの本棚

配偶者が自閉症スペクトラムだと、関係は困難?



こちらも有名ですね、30代半ばになってから(結婚後)アスペルガー症候群と診断された著者の、結婚生活について中心に書かれています。

文体が…??とか、時々違和感を感じつつ読み進みましたが、
あとがきでその謎も解けます。

読んでる最中から思ったんですが、このご夫婦くらいにお互いに、お互いを知る、理解していこうという努力をみんながしていたら、世の中から「離婚」ってなくなるんじゃないか?
それくらい、「異星人」同士の激しいぶつかり合いの中でも、「理解」「努力」って姿勢がちりばめられていました。

しょっちゅう「離婚!!」って口にしていた自分としては、反省しなくては…(さすがに子どもが3人になって、しかも一人が発達障害ともなれば簡単には口にできなくなりましたが・笑)

お互いがお互いの主張を理解できなかったり、
やっぱり自閉系の傾向には抗えなかったり、
普通の(?)夫婦でも、何かしら分かり合えない部分があったりするものでしょうが、
こんな風に努力して、理解を深めて、この夫婦はこの夫婦の形で生活してるんだろうな~。


本人に自閉症であることをネガティブにとらえさせない育児



そういう話なんですが、
自閉っ子の親として、

「小さい頃からしつけには厳しい両親でしたが、
人と違うことで、変わった子、困った子として見られることがあっても、それで怒られることはなかった。
だから、
自閉系の特徴をネガティブにとらえることはなかった」
(こじまる要約)

という主旨のことが書かれていました。 

これは参考にさせてもらわなくては!!

ボンズはボンズという個性、それを自閉症と診断されてはいるけど、
それはボンズらしさなんだ。 

コッコがコッコであるように、
チビスケがチビスケであるように、
ボンズはボンズ、ただそれだけ。

いいとか悪いとか、えらいとか困ったとか、そういう話じゃないし。(いや、困ることは多々あるけどさ・笑)
生き難さ、生活のしにくさ、今後集団生活をしなくてはならない上で、
できるだけ困らないように、できるだけ楽に過ごせるように、
今はその手助けを必要としているけどね。 

ただそれだけ。


それから、好奇心の強いご両親に育てられた影響で(と、著者は語る)
自分も好奇心が強く、一人で世界中を旅して回るくらい、好奇心が強い。
変化や、予定通りに行かないことだらけの「旅行」なのに、「好奇心」が勝つから、それができる、らしいんです。

ということは!!

うちは、ボンズが自閉症だとわかったからと言って、
そのために旅行をあきらめなくてもいいのでは?!!
という、まことに自分に都合の良い結論にたどり着いたのです!!!(笑)


自閉系の人や、家族に自閉っ子がいる人、に限定せず、
「夫婦とは」という視点でも、勉強させられる一冊でした。



僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫)僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫)
(2008/06/30)
泉 流星

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追記: 本文には関係ありませんが、この2日間、ボンズが絶叫もせず、踊り狂いも、のた打ち回りもせずに静かに寝入ります…。
なんで??
なんか落ち着かない(笑)

テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

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プロフィール

こじまる

Author:こじまる
H17年6月生まれの長男ボンズ。
自閉症と最重度知的障害を併せ持つ中学2年生。

3才から小集団+個別の療育を受け、
4才から加配付保育園で過ごし、公立小学校の特別支援学級を卒業。
中学からは特別支援学校に転籍。
週に5日放課後(等)デイサービス併用。

「自閉症」はおろか「発達障害」を知らなかったハハこじまると、ボンズの無限の可能性を心酔するチチ、高3の姉コッコ、小6の弟チビスケの5人家族。

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