発表会と自閉っ子、シーズン到来で崩れる理由とは?

Category : 6年生
ボンズの小学校で、最後の発表会シーズンがやってきました。

よく自閉っ子は変化に弱く、行事に合わせた練習がはじまるシーズンになると崩れる…と聞きますが、ボンズもそうです。

ただ、ちょっと違って、「嬉しくて、早くやりたくて」パニックになります(^^;

送迎のデイのスタッフとも話して笑ってたのですが、めずらしいパターンですよね、と(笑)


発表会と言えば劇!でも自分も歌いたい



小学校のカリキュラムや行事の内容など、刻々と変化があります。
今回ボンズの楽しみにしている発表会も、今まではみんな劇をやってたんですが、その辺もいろいろ変わってきました。

幸い、ボンズの学年、6年生は大きな変化はありませんが、小さな変化があり、これまでの経験があるからこそ混乱したことがあります。

今までは「劇の配役」という選択肢から、ボンズのできそうなものを選ぶという感じでしたが、今回は「劇の人」「歌唱、舞踊の人」と分かれることになったそうです。

担任の先生から、お母さんとしてはどちらがいいですか?と聞かれたのですが、うちに希望なんてありゃしません♪

「親の希望はありませんが、これまでの経験から、ボンズは発表会=劇だと思っているので、劇に出る方がイメージがしやすいかなとは思います」

と、伝えました。

先生も全く同感だったようで、ボンズのできそうな配役とセリフを交流学年の先生たちと相談してくれました。

かつては「お芝居のセリフ」が理解できないのか、気持ちの伴わない言葉が言えず、セリフを変更してもらったことがあります。

「いやだよぉ」

というセリフが言えず、「どうして?」に変えてもらいました。

ボンズ、嫌じゃないのにどうして「いやだ」と言わなきゃいけないのか、納得いかなかったようですね。

その後、「お芝居」ということがわかったのか、去年は泣き真似もしたし、喜んだりと、立派に「演技」してました。

なのに…

同じ支援級のクラスメイトたちが、歌のオーディションを受けているのを見て、

「ボンズうたいたい!」

と、泣いたそうです(^^;

みんなと一緒に…
協調性があるのも困ったもんです。

これも先生と同じ見立てだったのですが、「練習が始まってしまえば、歌う人とステージで動く人と分かれることもなんともない」だろうと。

ボンズを劇にしてもらって良かったのは、ステージに上がれること(目立ちたがり)と、歌は最後に全体で歌うことができるからです。

そしてパート練習という経験も過去5年間経験していますので、支援級の仲間と違うことをしていても、きっと飲み込めると思ったんですよね。


小道具、衣装を作りたい…手際を理解している自閉っ子



発表会の練習が始まるとすぐに、

「みみつくる?」

と、ボンズが先生に訴えたらしいです(疑問形ですが)。

発表会にはいつも、耳やしっぽをつけてました。

だけど今回は…サラリーマン役です!(笑)

配役を選ぶときに、

「大勢いる役で、ボンズくんが選べるのは、サラリーマン、ヤンキー、ヤクザなんですけど、どれがいいですか?」

と、先生に聞かれ爆笑。

ボンズのサラリーマン!ヤンキー!ヤクザ…って、どれも見たい♡

「どれでもいいです~~」

って笑ってたら、先生が絵を見せて選ばせてくれたらしいです。
ボンズが選んだのはサラリーマン。

なるほど。

だから耳はいらない…のに、発表会の練習で交流学年に合流するのに、工作がない!のが気に入らないのか、うるさいので、色画用紙でネクタイを作らせてくれた先生。

ボンズはとりあえず納得し、同じ支援級の友だちの分も作ったそうです。

が、二人は歌チーム。ネクタイはいりません。

それでも持って移動しただけで満足なのか、色画用紙ネクタイを持って6年生のところにいったら、誰も小道具持っていません!

そこに気づいたボンズ、手にしていたネクタイを、「せんせ、もってて」と担任の手に押し付けて6年生に合流したそうです(笑)

あれ?あれ?ってことの連続でボンズの大変そうですが、まだあります。

今度は「早く衣装を着けて練習したい!」欲求です。


中学校進学に向けて?ネクタイとベルトとジャケットと…



ボンズはサラリーマン役なので、スーツを準備しなくてはなりません。

いくらボンズが大きくなったとは言え、パパのスーツを借りるわけにもいかないし(一定期間学校に置きっぱなしになります)、かといって買うのはやだ!

これならヤクザかヤンキーの方が良かったかなぁ?と思ってしまいましたが、ハハひらめきました!

ボンズの小学校卒業式の服は、今年小学校を卒業した息子のいる友人から、おさがりをいただけることになっていたのです!

まだまだ先でいいと思っていたけど、「こういう理由だからすぐちょうだい」というと、すぐに譲っていただけました♡

「服まだ?みどり」

とか、学校でもうるさかったようですが、ボンズに「このズボン履いて、シャツ着てネクタイして、パパのジャケット、これだよ」と見せると、「うん」と納得。

そしたらもうすぐに学校に持っていきたくて、本当は明日でいいのに今日持っていきました。

持って行ったらそれで、「きがえる?」とうるさくなるんでしょうが…。

ちょっと心配だったのが、ベルトの練習をしたかったのが、それができなかったこと。

ボンズは今までベルト不要のズボンを履いていました。
が、サイズを考えても、今後は必要。
中学校では(どちらに行くにしても)制服があるしね。

が、最初が発表会衣装というのも、いいイメージ付けになるかな?とも期待しています。

衣装を着けた練習が始まれば、ボンズの立ち位置(サラリーマン軍団)も分かりやすいし、今後ますます熱中するでしょう。

「一緒に」とか、小道具、衣装とか、いろいろ手順を理解していて次々飲み込めるどころか、嬉しくて「早く、早く」とせかされるのも困ったもんだなと思いましたけど(^^;


テーマ : 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞)
ジャンル : 育児

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プロフィール

こじまる

Author:こじまる
H17年6月生まれの長男ボンズ。
自閉症と最重度知的障害を併せ持つ中学2年生。

3才から小集団+個別の療育を受け、
4才から加配付保育園で過ごし、公立小学校の特別支援学級を卒業。
中学からは特別支援学校に転籍。
週に5日放課後(等)デイサービス併用。

「自閉症」はおろか「発達障害」を知らなかったハハこじまると、ボンズの無限の可能性を心酔するチチ、高3の姉コッコ、小6の弟チビスケの5人家族。

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